【神戸市兵庫区】知ってましたか?世界最大級・日本初の河川トンネル。120年前に人の手だけで作られた「湊川隧道」に潜入!
兵庫区には神戸発祥の地として古くから多数の歴史の舞台が存在して、史跡や見どころが多く残っています。
時代は明治期、神戸を代表する「近代土木遺産」ともいえる場所…。
我が国初の河川トンネル『湊川隧道(みなとがわずいどう)』です。
2020年3月「国登録有形文化財」に登録されたそうです。
神戸市兵庫区に位置する標高85mの会下山(えげやま)をくり抜く、日本初の河川トンネルとして1901年(明治34年)8月に竣工されたそうです。
「湊川隧道」(会下山トンネル)は約600m、断面形状は馬蹄形、幅7.3m高さ7.6mで当時としては世界最大級の規模だったそうです。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の影響で被災もしたようです。
その後、新湊川改修事業により2000年(平成12年)に現在の大きな『新湊川トンネル』が完成し、「湊川隧道」は河川トンネルとしての役目を終えたそうです。
今年で120周年の節目の年を迎えます。
「湊川隧道」は当時の高度な土木技術で作られた貴重な土木遺産とし、今も残っています。
歴史盛りだくさんな「湊川隧道」は月に1回の一般公開と音楽コンサートを開催。
現在の「新湊川トンネル」の丁度真上くらいの位置に「湊川隧道」の入り口があります。
隧道へ続く連絡通路にはこれまでの歴史やパネル展示のスペースとなっていました。
実際に使用されている煉瓦に触れることもできました♪
さらに進んでいきます。
すこしひんやりとした感じの気温と丁度良い湿度が心地よく、そして異空間ともいえるトンネルが出現します。
まるで、タイムスリップしたような気分です(^^♪
道を進めば進むほど、神秘的な空間へ。
電球が良い味を出していて、煉瓦の質感を映えさせてくれます♪
とっても映えるので皆さん写真撮りまくりでした(^^♪笑
言葉にできない、最高のトンネルです…。
120年前、人の手だけで建築された「湊川隧道」。
たくさんの歴史のロマンを感じました♪
日本初の河川トンネル「湊川隧道」の場所はこちら
※「湊川隧道」は一般公開の日のみ通ることができます