【神戸市】インフォマートと神戸市が”電子契約書”の実証実験を開始したようです。
BtoBビジネスを革新する信頼のリーディングカンパニーを目指す、「株式会社インフォマート」さんは、「兵庫県神戸市」における契約書の業務プロセス改革を目的とした実証実験を開始、神戸市とその取引先の双方における電子契約書導入による効果と導入に向けた課題等について検証しているようです。
神戸市では、業務効率化および「DX」(デジタルトランスフォーメーション)の推進の観点からペーパーレスの推進に取り組んでいるようです。
2020年12月に、神戸市宛て請求書のペーパーレス化を目的に電子請求書導入の実証実験を開始したそうです。(※)
そしてこの度、請求書に続いて同市の契約締結のペーパーレス化実現のため、契約書の締結・承認・保管までをクラウドで一元管理する「BtoBプラットフォーム契約書」を用いた電子契約書導入の実証実験を開始するようです。
まずは電子契約を実施する上でのセキュリティ面の課題等の抽出を行い、実際のデータを用いた電子契約を試行的に締結するそうです。
《 概要 》
・実証実験期間/2021年7月1日(木)~2022年3月31日(木)
・神戸市の年間契約件数/約8,000件
従来、紙で行っていた契約書締結のプロセスをデジタル化することで、地方自治体と企業、さらにその取引先同士がつながり、双方の間接業務の負荷削減を進め、社会全体の働き方改革とDX実現を目指しているようです。
神戸市「企画調整局デジタル戦略部デジタル化専門官」大村さまのコメント
契約に掛かる業務を電子化することで、神戸市と取引のある事業者が契約時の印紙代だけでなく、郵送や紙代・印刷代などのコスト削減のメリットのほかに、製本・印刷・押印などが不要となることで、業務効率化や保管場所の節約が双方で見込めます。
また、紙文書特有の管理から電子化することで改竄防止処置や検索性の向上など、システムのメリットを最大限に生かすことで、神戸市との取引であれば民間と遜色なくスムーズに契約が行えることで、より高い信頼性と満足度につながり、神戸市のDX化が推進されることを目指します。
「BtoBプラットフォーム 契約書」
企業間で交わされる契約をWeb上で締結できるクラウドサービスのようです。
契約の締結・管理を電子データ化し一元管理することで、従来の契約業務にかかっていた手間とコストを削減。
社内承認をWeb上で行うことができるワークフローシステムや、紙の契約書を電子データ化し、アップロード登録ができる「自社保管」機能も搭載。
ブロックチェーン技術を採用しているため、契約内容の信用性・機密性を保持しながら、バックオフィス業務のデジタル化やDXが実現するそうです。
請求書に続き、契約締結のデジタル化とペーパーレス化を検証している神戸市。
行政手続きのデジタル化による「スマート自治体」の実現により、もっと便利な時代がやってきそうですね。
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