2024年４月21日(日)、兵庫県立兵庫津ミュージアムで開催された「SPRING JAZZ NIGHT」に行って来ました！あいにくの雨模様でしたが、程よい湿度が心地良い夜。場所は2022年11月24日にオープンした「ひょうごはじまり館」閉館後の一階ロビーです。さすがミュージアム！照明に照らされたエントランスのロゴもかっこいいです。入口には満員御礼の文字が！私が到着したのは開演15分程前でしたが、すでに多くの方がドリンク片手に談笑をされていらっしゃいました。今回のコンサートはワンドリンク付き。アルコールやソフトドリンクからお好きな一杯を選んで、音楽を聴きながら飲むことが出来ます。さながらライブハウスのようです。コーヒーピーナッツがおつまみでついて来ました。少しビターなコーヒー味が大人のJAZZ NIGHTにピッタリです。司会の方のご挨拶が終わり、いよいよSPRING JAZZ NIGHTが開演です！メンバーは関西で活躍中のJAZZプレイヤーの方々。一夜限りのスペシャルな共演です！ピアノは関西ジャズ界の巨匠、川瀬健氏。シャンソンの”C’est si bon(セ シ ボン)”ではアコーディオンの演奏も。レジェンドなのに茶目っ気たっぷりなご様子に会場からも笑い声が！“いそしぎ（The Shadow of Your Smile)”ではトロンボーンの魅力を余すところなくご披露下さった五島健史氏。ギターの西村浩一氏はコンサートのMCもつとめられました。ギターの演奏テクニックはもちろんのこと、温かいお人柄にたくさんのファンがいらしゃるようです。また、ドラム＆パーカッションの松井Jimmy道朗氏はひときわオシャレな風貌で目立っておられました。人気ベーシストの楢崎勝弘氏。ベースはジャズのいずれの曲でも抜群の存在感を醸し出しています。響く低音が耳に心地よく残ります。金管楽器の一種であるユーホニアムは初めて拝見しましたが、ふわっとした音色が特徴だそうです。天井が高いこちらの場所にぴったりな曲ということで、ディズニーソングの代表曲の一つ”星に願いを”を披露くださった久米博氏。そして今夜の歌姫ダイアン・リーン氏が華やかな衣装で登場です。軽快なトークで会場の笑いを誘いながら”Day by Day”やカーペンターズの”マスカレード”などを圧巻の歌声で聴かせて下さいました！途中15分ほどの休憩がありました。飲み物が足らない方は500円で追加購入可能です。スタッフの方のお許しを得て、二階への階段途中から撮影してみました。兵庫津の地図がステージに、天井の船のオブジェがライトに。兵庫津ミュージアムならではの舞台演出です。

JAZZの代表的なナンバー”Fly ME To The Moon”の曲名が紹介されると会場からは歓喜の声が！アームストロングの代表曲”What A Wonderful World”では、久米氏の表現豊なパフォーマンスに会場が引き込まれていました。何もないことが素晴らしい、と歌ったこの曲はいわる反戦歌。今の世界の情勢を鑑みて、皆さん心に響かれたのではないでしょうか。一段と大きな拍手に会場が包まれました。アンコールにもこたえてくださり、あっという間に二時間のコンサートは終了。ご参加の皆さん、楽しそうに会場を後にされていました。

兵庫津ミュージアムのイベントガイドによると、2024年は8月18日(日)サマーライブと12月22日(日)クリスマスライブがすでに予定されているようです。募集はだいたい２か月前にＨＰ上で告知されるとのこと。ご興味を持たれた方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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