【神戸市兵庫区】兵庫津ミュージアムで「未来へつなごう!万博展」開催中!「大阪・関西万博」の予習に、兵庫県の魅力再発見に、行ってみよう!
2025年4月に開催される「大阪・関西万博」に先立ち、兵庫県立兵庫津ミュージアムでは「未来へつなごう!万博展」が開催されています。期間は2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝)。主に万博の歴史と「ひょうごフィールドパビリオン」について、紹介がなされています。せっかくの機会です。こちらで「大阪・関西万博」の予習をしてから、会場に出向いてみてはいかがでしょうか。
開催前日の2024年7月19日(金)に開会式及び、今回の展示を監修された大阪国際大学国際教養学部 准教授 五月女賢司氏と兵庫津ミュージアム名誉館長 田辺眞人氏の解説付き内覧会が行われました。
まずは、近くの保育園に通う子どもたちの掛け声と共にテープカットが行われ、にぎやかに「未来へつなごう!万博展」は幕を開けました。
二階の企画展第一会場では「万博の歴史展示」が行われています。
こちらでの案内・解説は五月女先生がご担当されました。
部屋の中にはずらりと過去に開催された万博の貴重な資料が並べられています。日本の参加は1867年第二回パリ万博から。これを機にヨーロッパへ日本の工芸品や美術品が数多くもたらされるようになり、いわゆる「ジャポニズム」が起こったと解説がありました。ちなみに当時の日本は江戸時代末期。幕府から将軍名代の参加者達はちょんまげ・袴姿なのが資料からもうかがえます。
その後明治時代になり、日本でも万博が開催されました。資料によると名古屋城の金の鯱(シャチホコ)が人気だったようです。
1970年大阪で開催されたEXPO‘70は大阪や兵庫の様子を大きく変えた出来事だったようです。中国自動車道の整備、大阪国際空港の路線拡大、そして神戸港の整備など、実に当時の金額で1100億円もの資金が投入されそうです。
そして1981年に神戸市の人工島ポートアイランドで行われた「PORTOPIA‘81」。
万博マニアの方々のご協力もあり、関連グッズの展示も数多くありました!
続く企画展第二会場では「大阪・関西万博」兵庫県ゾーン、「ひょうごフィールドパビリオン」の案内展示がなされています。
開場入り口では、たくさんのミャクミャクがお出迎えしてくれます。
万博会場では、時空を超えた旅で兵庫県の魅力を体感するアトラクション型映像空間「HYOGO ミライバス」が設置されるようです。
それと同時に、県内で様々なSDGsを実体験できるのが「ひょうごフィールドパビリオン」です。兵庫県を5つのブロックに分け、その土地にあわせた多種多様なプログラムが予定されていて、その数200以上だそうです!
播磨
但馬
淡路
丹波
摂津
唯一瀬戸内海と日本海に面している県、兵庫県。みなさまもご存知の通り、同じ県でも北部と南部では方言も全然違います。五国の魅力が満載の「ひょうごフィールドパビリオン」。まだまだ知らなかった兵庫県の新たなステキが発見できそうですよ!
ところで、一階に飾ってあるレゴで作った兵庫五国の作品の完成度がスゴすぎです!
兵庫県立兵庫津ミュージアムを一回りすると、兵庫県民であることがますます誇らしく思えるのは私だけではないはず!「大阪・関西万博」期間中、五国の魅力が満載の「ひょうごフィールドパビリオン」にぜひ足を運びたいものです。そしてその前に、「未来へつなごう!万博展」で予習をしてみてはいかがでしょうか。
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