【神戸市長田区】店舗存続をかけたコープ長田、2024年夏の陣。現在の情勢と地域の皆さまの願い

生協共同組合コープこうべは2024年3月に営業終了店の候補3店を発表し、長田区片山町にあるコープ長田がその内の一つに入ってしまっていることをご存知の方は多いかと思われます。コープ長田の現在の状況や店内の様子をお知らせします。店内に入ってすぐ左手には、日々の売り上げ額が張り出されています。一日の売り上げ目標1,745,000円が達成できた日には赤い花がつけられていますが、週平均実績で見ると、残念ながら目標にはやや及ばずといったところのようです。実績表の隣には、お店の存続を望む多くの声が寄せられています。地域のスーパーとして57年もの間親しまれてきたコープ長田。地元の皆さまにとっては無くてはならない存在であることがうかがえます。コープ長田癒しの空間と名付けられたコーナーには、神戸市立丸山中学の美術部員が制作したボードが飾られています。また、2024年(令和6年)7月25日(木)～8月4日(日)は神戸市立高取台中学校の第3回美術部作品展が開催されており、癒しの空間がミニ美術館となっています。こういった試みは、地域の方々がコープ長田へ買い物に来られるきっかけにもなりますし、また買い物に来た際の楽しみにもなる様にも思われます。

そして地域ふれあい情報板には子どもも楽しく参加できるイベントの案内が貼ってありました。

ふと上を見上げると、こんなPOPを発見。

3月末に発表されたコープこうべのHPでは、今後約半年間にわたる業績改善の状況を踏まえて、営業存続の可否が判断されると記されています。繰り返しになりますが、付近にはほかに買い物が出来るお店もなく、特にご高齢者や小さなお子さん連れの方にとってコープ長田は無くてはならない存在です。夏の強い日差しに映える赤い看板が街からなくなってしまうのは寂しいばかりです。様々な取り組みで集客努力を行っているコープ長田を皆さんで一層応援していこうではありませんか！