【神戸市長田区】「食品ロス削減ショップecoeat」は買うだけで社会貢献ができるお店。新長田にオープンした神戸新長田店で「ハッピーエコリサイクル」に貢献
新長田に新しくできた「食品ロス削減ショップecoeat 神戸新長田店」がとにかく安くて、お買い得が沢山ある!との情報を得て、先日お店を取材させていただきました。開店は2024年8月8日。入り口にはまだたくさんのお祝いの花が並んでします。お店の入り口右手には、新長田のランドマーク鉄人が見えます。さて、ecoeatとはどのようなお店なのでしょうか。店内にはずらりと豊富な種類の商品が並べいます。一見すると普通のスーパーやコンビニのようですが…POPにはどれも驚きのディスカウント価格が表示されているではありませんか!
確かにウワサ通りのお安さです。実は「ecoeat」はNPO法人日本もったいない食品センターが運営している「食品ロス削減ショップ」。こちら神戸新長田店はそのフランチャイズ店となります。廃棄予定の飲料や食品を買取または無償で引き取り、その中から賞味期限残にかかわらず安全かつ美味しく食べられる商品を店頭に陳列し、一般のお客様が安価に購入できるようになっているのです。さらに、売上げの余剰金は食品ロス削減活動費及び生活困窮者への食料支援費に充てられるとのこと。まさに、買うだけで社会貢献ができるお店ですね!それにしてもなぜこんなに廃棄される予定の商品が多いのでしょうか?その答えを「食品ロス削減ショップecoeat 神戸新長田店」店長の中川氏が教えて下さいました。食品業界の3分の1ルールでは、製造日から賞味期限までの期間を3等分し、最初の3分の1が、メーカーから小売り店に納品する「納品期限」。次の3分の1が、小売販売店で販売できる「販売期限」となっているそうです。この短い「納品期限」は日本の特徴で、ルールに従い返品される金額は年間膨大な額となっているのだとか。また日本は他国に比べ安全係数が厳しく、まだまだ食べられるものも賞味期限切れとして破棄されている事実があるとのことです。まだまだ安全に美味しく食べられる商品には、冷蔵や冷凍品もあります。この安さに驚きです!今回お惣菜を5パック購入してみましたが、どれも美味しく、夕飯のおかずに大いに役立ってくれました。また調理済みの魚の真空パックも人気がある様で、日によっては品薄のこともあるそうです。「最近は賞味期限と消費期限をご存知の方も多く、商品も手前どりを自発的にして下さる方が増えてきています。」と中川店長。
製造する業者も販売する業者も購入する消費者も、みんながハッピーになるれるハッピーリサイクルのお店「食品ロス削減ショップecoeat 神戸新長田店」。みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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