【神戸市】焼肉激戦区三宮で、高橋遥人選手をはじめ現役阪神タイガース選手・OBが心と身体のパワーチャージに訪れるお店「神戸ビーフ焼肉 お加虎」

焼肉激戦区の三宮界隈でも、ひときわ目をひく店構えの「神戸ビーフ焼肉 お加虎」。店の前には日本語のメニューの他、外国語表記の案内もあり、日本人はもちろん旅行客からも人気店であることが伺えます。前を通るたびに多くのお客さんが出入りしている姿を見かけるので、気になり調べてみたところ…なんと！元阪神タイガース選手の加藤隆行氏が代表をつとめる焼肉店であることが判明しました。加藤隆行氏は甲子園出場経験などはないものの、恵まれた体格・球の速さなどがプロのスカウトの目に留まり、2000年のドラフトで阪神球団から5位指名を受け、高校卒業後の2001年春に阪神タイガース入団となったピッチャーです。今回、引退後に全く違う分野でご活躍されている経緯をお伺いしてみたくインタビューを申し出たところ、快く引き受けて下さいました。

お店の中に入りまず目についたのは、壁一面に飾られた写真の数々です。阪神タイガースの現役選手から、OB、他のスポーツアスリートなど、実に多くの有名人が代表の加藤氏とにこやかに笑顔で写真におさまっています。中でも現阪神タイガース監督の藤川球児氏とは旧知の仲だそうで、ちょくちょくお店に顔を出してくださるそうです。

川原陸選手/画像提供:加藤氏

また先日、高橋遥人選手と同郷の川原陸選手が、キャンプ前のパワーチャージとして「お加虎」のお肉を食べに来られたそうです。

高橋遥人選手/画像提供:加藤氏

数年前に先輩から紹介されたことがきっかけで「お加虎」のファンになった高橋選手。
昨年ケガを乗り越えた破竹の4連勝は、野球ファンの皆様の記憶にも新しいかと思われます。実は復活登板の前日に「お加虎」名物「神戸牛玉手箱」を召し上がられたのだとか。
今では高橋選手にとって「お加虎」のお肉はゲン担ぎになっているのだそうです。

その「神戸牛玉手箱」ですが、名前の通りふたを開けると白い煙がもくもくと湧き出てくる演出か施されています。煙が引くと、見た目から麗しいお肉が登場。様々な部位が楽しめるこちらは「お加虎」の一番人気メニューです。厚切り塩タンは、なかなかお目にかかれない分厚さです。七輪でさっと焼いて食べるのですが、タン特有のコリコリ感がありながらも柔らかくジューシーなのが特長。「チーズ入りビビンバ」は老若男女、国籍問わず人気メニューの一つだそうです。
加藤氏も自ら畜産農家に足を運び、見識を広められているそうで、美味しさへのこだわりも感じられます。さて、野球選手引退後加藤氏は、JR住吉駅前にもつ鍋居酒屋をオープンするという、異業種での再出発を選ばれました。全く違う世界に飛び込み、苦労も多かったそうですが、ひたすら懸命にがんばる姿を見て、徐々に応援してくれる阪神OBや選手、球団関係者も増えていったのだとか。そのあと10年あまり地元の有名店として歩まれましたが、コロナ禍をきっかけに2022年にラーメン店にチェンジされ、現在でも「九州ラー麺 加虎」は多くのファンをもつ人気店です。その後、阪神タイガース時代の先輩岡本浩二氏が「九州ラー麺 加虎」にお客さんとして来店されたことがきっかけで、2022年5月に阪急三宮駅西口からほど近い場所に「ビーフ焼肉 お加虎」をオープンさせる運びとなりました。「頑張って続けていると、周り(阪神タイガースOBやファン)が認めてくれて来店してくれるようになった。美味しく良いお店と思ってくれたら、また来てくれるし、紹介もしてくれる。それが繰り返され今の自分がある。だから自分はずっと店に立ち続けている。」と力強く語っていらっしゃったことがとても印象的でした。またセカンドキャリアを確立されている加藤氏のもとには、多くの阪神タイガースの後輩たちが慕って相談に来られるそうです。皆さんにとって加藤氏は、きっとアニキのような存在なのではないでしょうか。「聴いてあげることしかできませんが、選手たちの癒しやパワーチャージの場として、この店があるのだと実感しています。」と。「お加虎」はまさに心と身体のパワーチャージの場所ですね！「皆さんの支えがあって今年の5月でオープン2周年を迎えることができます。来ていただいた方に益々喜んでいただけるお店であるよう頑張ります！」は加藤氏からのメッセージです。これからもマウンド「お加虎」でどんなドラマが繰り広げられるのか楽しみですね！みなさんも「神戸ビーフ焼肉 お加虎」に足を運んでみてはいかがでしょうか。なお、平日から行列が出来ることもある人気店のため、事前電話予約がオススメです♪
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