【神戸市】市役所前の地下通路が10月から通行止めに 工事理由と迂回ルートをチェック
神戸市役所前の地下通路が、2025年(令和7年)10月1日からリニューアル工事のため通行止めになります。閉鎖されるのは、海側の東遊園地方面と、山側のさんちか・三宮駅方面を結ぶ地下通路。
これまで市役所や東遊園地への行き来に便利だったルートが、しばらく使えなくなります。
神戸市によると、市役所2号館の再整備に伴い、地下通路も含めた工事が始まるためです。
新2号館は商業施設やホテル、オフィスを備えた複合施設として整備され、新たなにぎわいの拠点になる見込みです。また三宮とウォーターフロントをつなぐ新しい動線が生まれることで、街の姿は大きく変わることも期待されています。
◆迂回ルートは?
10月以降は地上からの移動が必要になります。市役所南側のフラワーロード沿いの歩道 を使えば、東遊園地方面や磯上方面への迂回が可能です。また、三宮から市役所方面へ向かう際には、さんちか(三宮地下街)を利用してフラワーロード交差点付近まで地下で移動できます。ただし、市役所に直結する地下通路は閉鎖されるため、そこから先は地上に出る必要があります。雨の日や通勤・通学時は、少し時間に余裕を持って行動したほうが良さそうです。
◆文化的な一面も
この地下通路は「市民のギャラリー」としても親しまれてきました。2025年9月30日までは、市立高校生による絵画や書道などが展示され、通勤途中に足を止める人の姿も見られます。きれいで便利になることに加え、暮らしの中で小さな発見や温かさに出会える“まちの道”としても残ってほしい…そんな期待も寄せられているのではないでしょうか。
★「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」提案概要
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