【神戸市長田区】最近よく聞く「エコノバ」とは?宮川地域福祉センターに新設、気軽に参加できるリサイクル拠点
神戸市が進めている資源回収ステーション「エコノバ」。家庭から出るプラスチック資源を回収し、リサイクルにつなげるとともに、地域の人が自然に集い、交流が生まれる場として、市内各地で設置が進んでいます。
そのエコノバが、長田区の宮川地域福祉センター内に「エコノバみやがわ」としてオープンしました。
エコノバみやがわは、2025年12月19日にオープン。回収時間は平日10時から16時までで、土日祝は利用できません。地域福祉センター内に設置されており、日常生活の延長で立ち寄りやすいリサイクル拠点となっています。
エコノバみやがわで回収されているのは、次の4品目です。
■ペットボトル
ペットボトルは、ラベルとキャップを外し、つぶしてから投入します。
※調味料容器、洗剤・化粧品のボトル、カラーボトルは回収対象外です。

■ペットボトルキャップ
ペットボトルキャップは、洗って乾かしたものが回収対象です。

■豆腐容器
豆腐容器は、中身を使い切り、洗って乾かし、フィルムをはがして出します。

■つめかえパック
つめかえパックは、シャンプー、ボディソープ、衣類用洗剤などのつめかえ用パックが対象。軽く洗って乾かした状態で持ち込みます。
エコノバの魅力は、資源の「その先」が見えること。回収された資源は、次のような形でリサイクルされます。
→ 再びペットボトルへとリサイクル
・ペットボトルキャップ
→ プラスチック製の日用品へリサイクル
・豆腐容器
→ 自動車部品へのリサイクルを目指して挑戦中
・つめかえパック
→ 新しいつめかえパックへのリサイクルに挑戦中
「出したあと、どうなるの?」が分かることで、リサイクルがぐっと身近に感じられます。エコノバは、資源回収の場であると同時に、地域交流の場でもあります。資源を出しに来たついでに、「これで合ってる?」「今日は寒いですね」そんな一言から、ご近所同士の会話が生まれることも。
宮川地域福祉センター内にある「エコノバみやがわ」は、人が集まりやすく、自然と顔を合わせる機会が生まれる場所。日常の中で、ゆるやかなつながりを感じられる存在になりそうです。
楽しく、気軽に続けられるリサイクルへ長田区に誕生した「エコノバみやがわ」。資源回収と地域交流、そして未来につながるリサイクルへの挑戦を支える拠点として、これからの広がりにも注目したい取り組みです。
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