【神戸市長田区・兵庫区】地下鉄海岸線が3月14日ダイヤ改正へ。土休日は終日15分間隔に―新長田を起点に何が変わる?
新長田の商店街を行き交う人々の足取りや、和田岬の工場にともる朝の灯り。神戸市営地下鉄海岸線は、そんな日常の風景のそばで、長田区・兵庫区の暮らしを静かに支えてきました。そんな地下鉄海岸線に、ひとつの節目となる変化が訪れます。神戸市交通局は、2026年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表しました。
今回の改正の柱は、運転間隔の見直しです。平日の昼間時間帯(10時~15時台)は、これまでの10分間隔から15分間隔に拡大。さらに土休日は朝夕を含め、ほぼ終日15分間隔となります。

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また、早朝・深夜(5~6時台前半、23時台)は運転間隔が15分から20分に拡大されます。一方で、平日の朝夕ラッシュ時の本数に変更はありません。これは、長田区・兵庫区から市内中心部へ向かう通勤需要が依然として一定数あることを反映しているとみられます。三宮・花時計前駅発の列車本数で見ると、平日は1日117本から100本へ(約15%減)。土休日は107本から72本へと、約33%の減便です。特に土休日の本数減は顕著で、休日の移動手段として海岸線を利用する人にとっては、待ち時間の感覚が変わりそうです。
神戸市は減便の理由について、「お客さまのご利用状況を踏まえ、新長田駅での海岸線から西神・山手線へのスムーズな乗り継ぎも考慮した」と説明しています。簡単に言えば、利用低迷が背景にあるのですが…単なる削減ではない面も。
西神・山手線が7分30秒間隔で運行しているため、海岸線を15分間隔にそろえることで、新長田での接続を分かりやすくする狙いも感じられます。長田区・兵庫区の住民にとっては、「本数は減るが、乗り換えはしやすくなる」という調整といえるのではないでしょうか。
海岸線は当初、1日あたり約13万人の利用を想定して整備されましたが、現在の利用者は3~4万人程度にとどまっています。とくに和田岬方面は工場勤務者が多く、平日は利用がある一方で、休日の人の動きが限られる地域でもあります。
それでも、平日朝夕のラッシュ時に大きな変更が加えられなかったことから、長田区・兵庫区からの通勤を支える役割はいまも重要であることが伝わってきます。今回のダイヤ改正は、平日昼間や土休日の利用が少ない現状を踏まえつつ、これからの使われ方を見据えた一歩とも言えそうです。
なお、今回のダイヤ改正については、ともあき様からも情報提供をいただきました。貴重な情報をありがとうございます。
★神戸市営地下鉄海岸線ダイヤ改正について
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