【神戸市兵庫区】能福寺に伝統日本三大佛の兵庫大佛あり!高台から地域の皆さんを見守ってくれています。
地元の皆さんにはおなじみの大仏像かもしれませんが、案外ご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「兵庫大佛」は、兵庫区逆瀬川町にある能福寺の境内に鎮座され、いつも私達を見守ってくださっています。奈良・東大寺、鎌倉・高徳院の大仏とともに、伝統日本三大佛として認定されているとのことです。兵庫大佛は高さが11メートル、台座を合わせると18メートルもあるそうで、なんとも迫力があります!大きさからも三大佛と言われているのが納得です。他の二体との違いは、まさに街の中に建立されていることではないでしょうか。すぐ横に民家があるのですから。兵庫大佛様が毎日眺めている景色です。実際はもう少し遠くまで見渡せていることと思われますが、こうして地域の皆さんを優しく見守ってくださっているのですね。能福寺は805年に傅教大師最澄上人により開創されました。そののち1891年(明治24年)に当時大変栄えていた兵庫の豪商により「兵庫大佛」が建立されたそうです。残念ながら初代は戦時中の金属回収で供出されたため、現在の大仏は1991年(平成3年)に完成したものとなります。能福寺は平清盛公とも縁の深いお寺で、梵鐘の横には清盛公の墓所もあります。能福寺の正面からも、お姿を垣間見ることが出来ました。大きな兵庫大佛様に守られている兵庫の地が、さらに盛り上がっていくことを願う日になりました。
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