【神戸市兵庫区】神戸のB面新開地の路地裏に素敵なお店を発見!クールビューティなオーナーが語るロゼワイン愛
喜楽館がある新開地商店街を北に進み、途中の細い道を右に曲がると、そこは昭和レトロな雰囲気が漂う、まるで映画のセットの中のような路地裏があります。訪問は金曜日。週末ということもあるのか、各店賑わっている様子が外まで伝わってきます。
本日のお目当ては「熊メロン」。一度聞いたら忘れられないインパクトなある店名で以前より気になっていたお店です。
暖簾からは、いわゆる和食店のような雰囲気ですが、じつは地元のワイン好きの間では知られた「ロゼワインとサンドイッチ」のお店。なぜか「会員制」の札がががっていますが、確認したところ会員制ではないとのことですのでご安心ください。
店内はカウンター席のみ6席。シンプルにしつらえらえた店内ですが、所々にオーナーのセンスの良さが光っています。
そして席に着くとまず目に飛び込んでくるのが、左奥の温度管理された小部屋。そこにはお行儀よく多数のワインボトルが並べられています。
思わずラベル買いしたくなるようなキュートなワインたち。
中のワインの色も相まってボトルとして美しい。飲んでしまうの惜しいぐらいですね!ソムリエールとしてビストロやワインバーで修行を積まれた今木文子オーナーによると、新開地のこの場所に「熊メロン」をオープンさせて二年が経つのだそうです。
旬の素材を使ったお料理のメニューはバラエティーに富んでいます。この日は9品の単品に、3種類のサンドイッチメニューが用意されていました。
シラスと新青海苔のオムレツ
海老の百合根の水餃子
地御前牡蠣と春菊豆乳グラタン
注文を受けてから焼かれるアツアツの玉子焼きとブロッコリーミンチの相性が抜群です!
ワインをグラスでリクエストすると、ソムリエールの今木オーナーが、いくつかのボトルをわかりやすく説明してくださいます。その中からお好みの一杯を選ぶのですが、どれもが美味しそうで迷うばかり!
今回いくつかのロゼワインをすすめていただき飲んでみましたが、それぞれ全く味が違っていることは新しい発見でした。
さて、美味しいワインとお料理で気分が楽しくなったところで、思い切ってお店の名前の由来を聞いてみることにしました。今木オーナーのお答えは「メロン熊に似ているといわれたから、語順を逆にしてお店の名前にしました。」とのこと。さらに「怒っている顔が特に似ているそうです。」と続けられ…クールビューティな今木オーナーが大真面目に語られる微笑ましいエピソードに、思わず笑ってしまった次第です。
今回、お二人でご来店される方の他に、男性も女性もおひとりで来られている方も数人お見掛けしました。美味しいロゼワインとご飯をいただくことはもちろん、オーナーとの何気ない会話も楽しみに来られているのではないでしょうか。神戸のB面新開地の路地裏に素敵なお店を発見!ワイン好きな方、ロゼワインの魅力をのぞきに「熊メロン」を訪れてみてはいかがでしょうか。
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