【神戸市】さんちか60周年企画 わたせせいぞう氏が描く“神戸のロマン”を展示中
開業60周年を迎えた神戸の地下街「さんちか」で、神戸出身のイラストレーター・わたせせいぞう氏による作品展示が行われています。
会場は「ビオライフ」「紀ノ国屋」前の〈さんちか夢広場〉。かつてシルバーのオブジェ「アリスの樹」が並んでいた場所です。展示には、ポートアイランドやハーバーランド、北野異人館など、神戸の名所を背景にしたロマンチックな作品が登場。
港町ならではのやさしい光と上品な空気が漂い、まさに“神戸のロマン”が感じられます。
神戸で生まれ育ったわたせ氏は、トアロードや港の風景に強い思い入れがあるそう。
恋人たちが歩く坂道や、海を見つめる静かな時間など、神戸が育んできた“上質な日常”を描き続けています。
「ハートカクテル」で知られる独特のタッチは今も健在で、懐かしさと温かさを感じさせてくれます。再開発が進む三宮で、変わりゆく街と変わらない神戸らしさを感じられる今回の展示。
街の節目を迎えた今、わたせワールドに触れて、神戸の魅力をあらためて感じてみてはいかがでしょうか。
・期間:2025年10月1日(水)〜11月18日(火)
・会場:さんちか夢広場(「ビオライフ」「紀ノ国屋」前)
・入場:無料
・アクセス:JR・阪急・阪神「三宮」駅直結