【神戸市長田区】こんなところに陶芸教室が! 住宅街で見つけた工房で、初めての電動ろくろに挑戦
「こんなところに陶芸教室が!」
神戸市長田区片山町の住宅街にある神戸芸術学林陶芸教室。以前から気になっていたこちらで、今回、初めての陶芸体験に挑戦してきました。
教室がこの場所に移ったのは1998年。震災前は大倉山にアトリエがあり、震災後、新たな場所を探すなかで現在の片山町にたどり着いたそうです。当初は駅から少し離れた住宅街という立地に、生徒さんに通ってもらうには少し不便かもしれないと迷いもあったのだとか。
しかし、静かな環境は創作活動にも向いており、現在では定期的に通う生徒さんも多数。最初は体験から始め、陶芸の魅力にはまって、そのまま通い続ける方も多いそうです。
今回、私が挑戦したのは「電動ロクロチャレンジ体験」。一人2kgの粘土を使い、まずは電動ろくろでご飯茶碗を作ります。残った粘土では、カップや湯呑みなど好きな作品を作ることができます。体験時間は約2時間、料金は4,500円です。
陶芸はまったくの初心者。まずは先生がお手本を見せてくださいます。回転するろくろの上で先生が土に手を添えると、まるで魔法のよう。土がすっと伸び、みるみるうちに美しい器の形になっていきます。
「よし、これならできるかも!」
そう思って、いざ自分で挑戦してみると……。
「あれ? こんなはずでは……」
ほんの少し力の入れ方が違うだけで、土は思いもよらない方向へ。見ているのと実際にやってみるのとでは大違いです。
でも、そんな時は先生がすぐに軌道修正。崩れかけていた土も、先生が手を添えると再び器らしい姿に戻っていきます。
二人の先生がそばで丁寧にサポートしてくださるので、初めてでも安心して電動ろくろを楽しむことができました。
ご飯茶碗を作ったあとは、残った粘土で自由制作へ。そして、形ができたら終わりではないのが陶芸のおもしろいところです。

80種の釉薬が揃っているので、様々な色に焼き上げることが出来ます
仕上がりの色は好みのものを選びます。ただし、窯の中で置かれる位置などによっても焼き上がりが変わり、同じ色を選んでも少しずつ違った表情になるのだそう。

会員コースの生徒さんの作品
思い描いた通りになるとは限らない。その偶然もまた、焼き物の魅力のひとつなのかもしれません。焼き上がりは約3か月後。自分の手で作った器が、どんな色、どんな表情になって戻ってくるのか。今から楽しみです。
教室では電動ろくろのほか、手びねり体験も用意されています。体験をきっかけに「もっと作ってみたい」と思った方は、継続して通うこともできます。
陶芸体験というと、観光地や郊外の工房まで出かけるイメージもありますが、いつもの街の住宅街にも、土に触れ、無心になってものづくりを楽しめる場所がありました。

体験コースは二種類の粘土から選びますが、会員コースには20種類の粘土がそろっています
遠くまで出かけなくても、近所で楽しめるちょっと特別なアート体験。自分だけの器を作ってみたい方や、何か新しいことに挑戦してみたい方は、長田の住宅街にある陶芸教室を訪ねてみてはいかがでしょうか。

会員コースの生徒さんの作品
体験内容や開催日時、料金などの最新情報は、神戸芸術学林陶芸教室公式サイトでご確認ください。
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