【神戸市長田区】ネーミングのセンスが光る「鮨 酒 肴 杉玉 新長田」。こちらでも新長田のシンボル鉄人28号を発見!
新長田一番街商店街にある「鮨 酒 肴 杉玉 新長田」。スシロー系列の居酒屋店というだけあって、海鮮やお寿司を得意としているお店です。2022年の2月にオープンして以来、すっかり地元の看板店に仲間入りしているご様子。訪問したのは2024年12月金曜日の夜、時期柄忘年会も多いのではないでしょうか。店内は多くのお客様で賑わっています。入り口の壁には、こちらの店名となっている「杉玉」の日本酒が並べられています。その横に、日本を代表する俳人のおひとりでいらっしゃる今瀬剛一氏の銘が入った粋な句を発見。調べてみたところ「新走り(あらばしり)」とは新米や新酒を意味する秋の季語だそうで、この句の場合、冬になる前にその年の新米ですぐに醸造したお酒を指すようです。確かに海鮮と日本酒は相性が抜群。お酒をのめる方なら、入り口からテンションが上がること間違いなしですね!サーモンが飲めるという発想が斬新です!ホームページの案内によると、生サーモンを飲めるほど柔らかく仕上げているとのことですが…ネーミングのセンスがきらりと光っています。「鮨 酒 肴 杉玉 新長田」では、その他にもオモシロイ仕掛けが…「お酢=押す」・「挽く=引く」と女性用化粧室のドアの内外に表示されています。店内の壁には職人による和アートも描かれています。ご当地デザインが描かれていることもあるようですが…さすが新長田!宝船に大黒様にならんで鉄人が乗っているではありませんか!店名の「杉玉」にちなんだ一品も。メニュー表に「何だこりゃ⁈」と吹き出しがついている通り、驚きの外見です。カプセルを外してお皿に移してみました。こちらは青のりがまぶしてある、いわゆるポテトサラダです。でも酒の肴を意識してか、刻まれたガリ入りの大人向けの味。中には卵黄が隠されているところも美味しさの秘密のようです。お店の入り口にも「杉玉」が飾られています。杉玉は酒林(さりん・さかばやし)とも呼ばれ、日本酒の熟成具合や新酒の完成を知らせる役割があるのだとか。杉の葉の水分が抜けることで、緑から茶色に変化していくそうです。お客様の活気あふれる「鮨 酒 肴 杉玉 新長田」、日本酒はもちろんお店もしっかり熟成されているようですね!
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